矯正治療の後戻り

投稿日: カテゴリー: staff

以前矯正治療をしたけれど、もどってしまったというお声を聞くことがあります。

せっかくきれいに治ったのに、もどってしまうのは残念ですよね。
今日は、矯正治療の後戻りについて整理したいと思います。

後戻りや歯が動く主な要因は下記になります。

1 歯はもともとあった位置に戻ろうとする習性があります

2 保定装置の使用不足(一番の原因と思われます)

3 舌の癖、頬圧、口唇圧、口呼吸などの機能的要因

4 親知らずの影響

5 歯周病や虫歯による影響

6 外傷

7 経年変化。人間の歯は経年的に動きます

8 かみ合わせが変化して歯が動く

どのような理由にせよ、もどってしまったときにどう対応するかが問題です。

もどった基準もあいまいですね。
完全にもとの歯並びにもどってしまったのか? きれいな歯並びになった状態から少しもどったのか?

少しの後戻りなら、数か月アソアライナー(マウスピース矯正)を行えば治ると思います。
ただし大きく戻ってしまったら、ワイヤー矯正やインビザライン(マウスピース矯正)など本格的な再治療が必要となります。

後戻りについて患者さんからお話を聞いていると、歯が動き始めると1年ぐらいで結構もどってしまうようです。
先日、治療後7年ぶりに少し動いているとお見えになった患者さんは、0.5ミリくらいの後戻りで済んでおりました。
この方は週に2回、就寝時にリテーナーを使用していたがリテーナーが壊れてしまったとのことでした。
保定治療が終了してもリテーナーを週に1回は就寝時に使用し、リテーナーの破損時には速やかに再製することが大切です。